ビジネスモデル2.0図鑑とは?
令和元年始まりましたね
今、朝9時なので天皇の即位式の1時間前です
都市伝説だと、大地震起こるらしい、、、
昨日amazonでこのビジネスモデル2.0図鑑という本を買ったのでシェアします
これは何かというと今流行っている新しいビジネスモデルが100例くらい図式化された本です
例えば、俺のフレンチ、ライザップ、スポティファイ、音楽SNSのnana等々、、、
こんな感じ
実はnoteで著者の近藤哲朗さんが全文無料公開しています(以下URL)
ビジネス本で全文無料公開って太っ腹ですね
https://note.mu/tck/n/n95812964bcbb?creator_urlname=tck
この本で述べているビジネスモデルで大事なのは逆説だという本の内容を
本は有料で販売で売るというのではなく無料で配るという行動で示していて面白いです
無料で売る理由はインターネットの皆んなに後押しされて出来た本だから〜など色々ありますが
本は結局マッチングだ、そのマッチングの母数を無料公開で増やすこと、そしてファンを増やすことが大事だと言っていて
売って終わりの時代じゃ無くなってきたなと感じます
意識高い系かぁ、、、
ビジネス書かぁって思うとハードル高いですが
世界の新しい事業の裏側の仕組みを知れる本だと思うと、見てて面白いです
ビジネスモデルの理想像
ビジネスモデルの理想は
・社会性(Social)
・経済合理性(Business)
・創造性(Social)
が全て整っていること
上の三つを言い換えると
・社会性(Social)→八方良し
・経済合理性(Business)→ ビジネスモデルの仕組み
・創造性(Social)→ 逆説の構造(例えば、本は有料で売るという常識を覆して無料でインターネットで配布するなど)
ただ、注釈として八方良し、つまり社会性を計ることは難しいのでネガティブチェックの領域に留まるとあります
そもそも三方よしは近江商人の「売り手」「買い手」「世間」とどこかで聞いたことがある人もいるかもしれませんが
八方よしは以下の図です
現代では確かに会社を経営するには株主や社員、取引先にも良いと思われないと事業は継続しないです
例えば社員を大事にしてないと、ブラック企業かと思われてすぐSNSで拡散されて終わりなのでこの八方のどこかを犠牲にするビジネスモデルは難しいとあります
アニメ-ポプテピピックのビジネスモデル
個人的に一番気になったのがアニメ業界のビジネスモデルで
ポプテピピックのビジネスモデル
いい意味で問題作ですね
漫画家大川ぶくぶの原作でニコニコ動画などで人気のアニメです
たまにアニメキャラがこの漫画を出版した某出版社をぶっ壊す描写があります笑
あとTVでは15分放映したらエンディングが流れて、後の15分は同じ内容で声優が違うだけという謎アニメ
ポプテピピックのビジネスモデルがこれです
これのどこがいいビジネスモデルかというと
アニメ制作の常識と言える製作委員会方式(共同出資方式)を取りやめて
キングレコードの単独出資で成り立っています
製作委員会がなぜ採用されていたかというと複数の会社で出資を分担し
事業リスクを回避するのがメリットですが
共同出資した各社が
ゲーム化の権利や、関連書籍の権利、独占放映権、キャラクターグッズ化の権利など
アニメに関わる権利を元に様々なビジネスが展開できるので旨味があります
逆にデメリットは
・出資比率に応じて各社に利益が分配される為に儲けが少なくなる
・多くの関係者が関わるために、コンテンツが尖りにくい
ポプテピピックは単独出資にしたことで
尖ったコンテンツが作りやすくなり、且つパロディなどの二次利用も増えて
注目される作品になった
そして地上波だけでなくNetflixなど配信でも見れるようにし
話題性をさらい、同時にマネタイズも配信によって出来た
またキャラクター版権などの権利も製作会社が持ち続けたので
利益が出続けた
声優を話毎に変えて本来の何十倍も使って
その声優についたファンから作品を知ってもらう&買ってもらうという
宣伝手法、
そして30分のアニメ制作を15分を2回にして
アニメ制作側の負担を半減させた
という魅力的な作品です
だいぶゲリラな手法なので製作委員会方式を捨てた以外は
あんまり参考にならないかもしれないですが
TVだけではなく、配信が月額制になって
少しづつ時代が変わってきたという時代背景もあるかもしれません
こんな感じで事例が何百と載っているので面白いです
amazonリンク貼っておきます
広告はつけてません笑
良かったら見てみてください
おわり