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『スパイの妻』映画感想

上映中の作品です

日本には珍しい戦争歴史映画で、海外からの評価がすごい作品です

日本はあまり政治に関する映画を全然撮らないという海外からのイメージがあるらしくその中で撮った挑戦作でもあるんじゃないかと思います

場所は吉祥寺の映画館で観ました

日曜日の夕方で入ったんですが

結構ガラガラで300人くらい入れそうな映画館でいたのは10人くらいでした

オススメです

「スパイの妻」あらすじと感想(ネタバレあり)

時代設定は1940年、太平洋戦争に突き進む真っ只中です

日独伊三国同盟が組まれたあたりです

アメリカはまだ敵になっていませんが、日清日露戦争を勝利し軍国主義が台頭し、これからまた大きい戦争を始めるんじゃないかという動乱の時代です

そこで満洲に行った主人公の夫が日本軍(関東軍)がやっていた人体実験の様子を目にします

細菌兵器などの開発を行っていた時代です

そこで満洲から帰ってきた夫は妻にその非倫理的な事実を打ち明け、持ち帰った証拠と共に国際社会に発表しようといいます

もちろん秘密漏洩による外患誘致罪にもなるし、国家反逆罪でもあり、許されることではありません

ただ人権的に見れば発表しなければならないことです

夫妻は海外への亡命計画を立て計画しますが、、、という話です

人間的に正しいことをどんな状況でも正しいと言えることはとても難しいことだなぁと思いました

どれだけアウトローになっても自分を持ち続ける勇気をもらえる映画でした

後四万温泉が舞台として出てきていて良かったです

あの車や闇市、和服など時代の世相が動画で見れるという面白さもあり、歴史好きにはオススメの作品です