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映画『七つの会議』池井戸潤原作 感想

『七つの会議』あらすじ(ネタバレあり)

アマゾンプライムで見ました

内容は池井戸潤さんらしさ全開の企業モノでサラリーマンが共感できそうな内容です

コンビニに小説が置いてあって読もうかなと思ってやっぱ映画でいっか〜となって

そのままみ忘れてたのでみました

半沢直樹と俳優陣が似ていた気がする

会長役とか悪役とか

テーマは企業の不正隠蔽、内部告発で

ざっとあらすじを説明すると

椅子や家電などを売っている会社の営業課が舞台で

売り上げをとにかく売り上げろと精神論でガンガンやるトップダウンの会社が

下請けに安く、強度の低いネジを作らせてしまいます

その強度の弱いネジを全国の飛行機の椅子やら

電車の椅子やらに使って売ってしまった為

リコールをしないといけない事態になっちゃいます

ですがリコールをしたら2000億円の大変な規模の損害賠償がでてしまい

会社の役員側は絶対隠蔽したいが

正義の社員側は全国の飛行機や電車の椅子に座る人の命がかかっているので暴きたい、

その上主人公は過去に色々あったのもあり

なんでも売れるだけうりとばせという根性論はいやだ暴いてやりたいという思いがさらに強くなって争います

そして最後に衝撃のラストが

っていうのは冗談ですが、一応ラストは伏せ

そして最後にこれまで出世競争に命をかけて

なんで上司に歯向かえなかったんだろうなという感情と

人の命や倫理、常識よりなんで企業の存続を優先してしまうのだろうかという問いを観客に投げて幕を閉じます

評価の奴隷になるなということ

結局、上司に歯向かえない、世間の人の命の危険より今の企業の存続を優先させてしまうって

いい意味で捉えるなら、どこまでの範囲を幸せにする想像力があるかということになるのかなぁと思いました

上司を敬い出世を優先するということは出世した後に家族を幸せにするであったり何か目的があるし

共感性の高い人は世間の人まで想像力が及ぶ

悪い意味で捉えるなら承認欲求で動き過ぎている

いくらいい人間でも評価の奴隷になっちゃいけない

思考停止している人間が嫌い

全体的にトップダウンで体育会系な感じが終わってて、こんなやばい会社に勤めてるなら、3日で辞めると思います笑

心理的安全性のカケラもない

同時に世界が会社になっていくって考えるとちょっと怖いな〜と感じました

この社会の歯車の権化のような企業の映画を見ていうのもなんですが

というかみたからこそ

社会人として最初の就職先として小さすぎるベンチャーはオススメしないなと思いました

社会人としての常識がたまたま居合わせたたった数十人で作られるということなので

一人と合わないだけで地獄になる

出来れば100人以上の会社に入っていろんな人間が見れた方がいいし

ちゃんと時間通り仕事をして

スキルと次の会社の選球眼を磨いた方がいい

いい方にぶっちぎれるベンチャーもあるとおもいますが

だいたいベンチャーって規模が小さく地面を這いずり回ってるイメージがあります

最後に

久しぶりに最近の映画見たんですが

あれ、もうスタッフロールかってくらい飽きずに見られたのでオススメの映画です