日本人はどこから来たのか?
結論からいうと雲南省からきた(らしい)
正確には日本人を形成している文化は雲南から来た
文化人類学者 中尾佐助という人物が提唱した理論がある
それが照葉樹林文化論
照葉樹林文化論
照葉樹林文化論(しょうようじゅりんぶんかろん)とは、1970年代以降の日本の文化人類学において一定の影響力を持った学説である。
具体的には、日本の生活文化の基盤をなすいくつかの要素が中国雲南省を中心とする東亜半月弧に集中しており、この一帯から長江流域・台湾を経て日本の南西部につづく照葉樹林地域に共通する文化の要素は共通の起源地から伝播したものではないかという仮説である。
かれは冒険家です
そして自分とはなにものなのか
そして我々日本人はどこから来たのかという疑問に正直に生き旅出てブータンとかいろいろ回ってたけどあるひ中国の雲南にたどり着き雲南の文化を研究対象にしました
そこで見たのは
根菜類の見ずさらし利用
絹、焼きはた農業、陸イネの栽培、モチ食、麹酒、納豆等発酵食品の利用、鵜飼、漆器製作、歌垣、おはぐろ、刺青、家屋の構造、服飾といった
ふるい日本にそっくりな文化でした
つまり歌を詠んで恋人に送ったり、納豆を食べたり、刺青、おはぐろをしたり、、、
そこで彼はこう思います
まるで古い日本だ
と
しかしそこで彼は気づきます
雲南は1900年代まで外国人がだれも足を踏み入れることができないような未踏の地、ここは日本に似ているのではない
この文化が太古の昔、日本に来たのだ
と
そして彼はその共通点を見つけ西日本から台湾、華南、ブータン、ヒマラヤに繋がる照葉樹林(シイ、カシ)の広がる世界では
この文化複合は中国雲南省周辺のいわゆる東亜半月弧を中心に各地に伝播、展開したという説を提唱した
そしてなんと
ここ雲南の地には竹取物語の起源 原型となる昔話があります
(ただしじゃぽにかの起源は既述の通り、現在では東亜半月弧でなく長江中下流域の起源とされる)
これまで文明はチグリス、ユーフラテス川ぞいの肥沃な三日月地帯から生まれたとされてきたがそれは半分正解で半分間違いだった
西側の文化はチグリスユーフラテス川ぞい、南側の文化は中国、雲南省であったのだった
面白い話
日本人の祖先じゃなくても
文化が似ているってすごくロマン溢れますよね
こういうの知るのは楽しい
中尾佐助と宮崎駿
中尾佐助という人物にはスタジオジブリの宮崎駿も傾倒していたらしく、インタビューや特番などで作品作りにおいて中尾佐助という名前がたびたび引き合いに出されていて
中尾佐助の影響は国家の枠組みを超える視点という点で「もののけ姫」に表れています
もののけ姫もう忘れちゃったけど見返そうと思います
おわり