#blender2.9 #Aftereffects #3DCG

【blender2.9】草むらの作り方

参考チュートリアル

3Dのメモ帳さんから背景チュートリアルです

2Dアニメっぽい背景が3Dでも作れるのはいいですね

まず平面を細分化し、平面にヘアーパーティクルを追加

右のカメラアイコンのレンダープロパティタブからヘアー>ヘアーの形状をストリップにします

するとすでに草の形になりました

レンダープロパティタブからパーティクルタブに戻り、”子パーティクル”を選択し、”なし”から”補間”を選びます

※補間を選ぶと、草と草の周りを同じような草で密度よく埋めてくれます

※シンプル=親パーティクルの周りに子パーティクルが植えられるイメージです

補間を選択すると満遍なく草が増えました 親パーティクルの間を子パーティクルが補完してくれている状態です

さらに子パーティクルの中にある集結の数値を変更すると、草の根元が親のパーティクルに集結します
さらに下にある”ヘアー形状”というタブからもストランド形状の値を変更などで草の形を変えることができます

レンダーの中の”タイミング”から”ランダム”を選ぶと、草の長さ、大きさをランダムに変えることができます
だいたい出来たので、今度はけもの道の部分の草を除去していきます
頂点グループを作り、ウェイトペイントモードに移行し草を除去したい部分にウェイトを塗っていきます

ちなみにウェイトペイントへの移行のショートカットはControl + Tabキーです

ウェイトペイントが出来たら、パーティクルタブに戻り、中にある頂点グループタブを開きます
密度に先ほど作成した頂点グループを入れます

すると逆になりました

密度タブの右にある双方向の矢印アイコンをクリックすると逆になります

また、長さのところも先ほどの頂点グループを入れると、ウェイトが弱いところが短くなります

自然な感じのけものみちになりました

次はテクスチャを作っていきます マテリアルタブから新規マテリアル を追加します

プリンシプルBSDFを削除します

テクスチャペイントモードに移行し、スパナアイコンのアクティブツールとワークスペースの設定タブ Notextureの右の + ボタンからテクスチャペイントスロットを追加します

カラーは深緑を選びアルファはなしでokを押します

シェーディングタブに戻ると黄色の画像テクスチャのノードが追加されているのでそれをマテリアル 出力に繋いで、出力します

緑色になりました

テクスチャペイントを塗ることのできる面の向きを確認する

テクスチャペイントモードに面の向きを確認する

メッシュには表と裏があり表は青だそうです

メッシュを直すには、編集モードで揃えたいメッシュを選択し option + N (Windowsならalt + N)で “面の向きを外側に揃える”を選択すると選択された全ての面が外側に揃います

テクスチャをテクスチャペイントで描いていきます
今回はシェーディングタブで、レンダーモードにしながら、テクスチャペイントのウィンドウにして描いている状態です テクスチャペイントタブで描くこともできます

調子に乗ってヘアーを多くしてしまうとPCのスペックによってはblenderが悲鳴を上げて落ちてしまうので気を付けましょう

出来たら名前をつけて保存で、テクスチャを保存します

ここを保存しないとテクスチャが戻ってこないので気を付けましょう

カメラの位置を固定します
アニメーションタブに移動し、オブジェクトモード にしてショートカットIで”位置”、”回転”、”スケール”のキーフレームを打ちます 

これでカメラを間違えて動かしてしまってもこの秒数に戻ればカメラの位置がリセットされます

平面をカメラ奥に背景として追加します カメラ奥に置いたら、Ctrl + Aで大きさをリセットします

テクスチャとマテリアル を作成します

画像テクスチャが出来たのでアルファをプリンシプルBSDFのアルファに再度繋ぎます

マテリアルのブレンドモードを不透明からアルファブレンドに変更

また、影をつけたくないので影のモードをなしに変更します

テクスチャペイントモードに移行し、ブラシを”アルファを消去” = 消しゴム にして消していきます

強さを1にするのを忘れずに

最後に手前の草を揺らしていきます
shift + Aでフォースフィールドから”乱流”を選択します

出た十字を動かすと草木が揺れてくれます

さらにshift +A 追加 > エンプティ > 十字を追加します
Ctrl + Pを押し、ペアレントします

エンプティが中心になるように、乱流のフォースフィールドを先に選択、その次にエンプティを選択し、ペアレントです

アニメーションタブに行ってエンプティを選択しながら回転のところにカーソルを持っていき、Iキーを押します 右のタブから押すと楽に出来ます

50秒地点で回転のZのみを60度回転させて、またIを打ちます 
タイムライン上でさらにTを押して、リニアを選択します

キーフレームの補完(イージング)などの設定が出来ます

さらにタイムライン上でshift + Eを押して、キーフレームの外挿を設定します
これは現在50フレームまでしかないアニメーションをその50以降も繰り返したり続けてあげるよという設定で、そのまま繰り返してくれというコマンドです

blender便利ですね、、、

これでこのフレームの長さをいじることで風の強さを台風の強さや微風の強さなどに変更できます

完成です!