#Aftereffects #Animation #Blender2.80

蒼天航路とレッドクリフ(赤壁の戦い)の曹操の扱いの落差が

すごい

唯一の漫画(40巻位ある)が蒼天航路という漫画を読み終わりました。

めっちゃ面白かった

絵がかっこいいし迫力があってかつ細部の描き込みえげつない

普通漫画の中で群衆の絵とかセリフの吹出とかで隠したり、コマの面積を少なくしたりしたくなりがちだとおもうんですけど

もう隅から隅までびっしり描き込まれていてこの漫画家、頭いってんなと読みながら何回も思いました(誉め言葉)

死体の顔とか要らんでしょというところまで親の仇とばかりに描き込まれています

全部で40巻以上も物語があったんですが、いわゆる尺無理やり伸ばし回的なだらだら感が一切なくて、シナリオ構成が秀逸でした

すごい

あとたまにツイッターで見かけるクソコラ画像の元ネタこれだったんだ

っていうコマが結構あります笑

蒼天航路のストーリー

物語のテーマは古代中国、群雄割拠の時代頭角を現していった

魏、呉、蜀、三国の物語、三国志の英雄伝です。

三国志は色々な作家に書かれていて

何が正しいか別にして見てみると最近映画にもなったレッドクリフが有名だと思います

この”レッドクリフ”を筆頭に多くの三国志にまつわる物語は劉備が主人公、正義、善人、ヒーローで曹操が悪という図式が普通です

その図式の対極にあるのが”蒼天航路”という漫画です

いつも敵役になっていた曹操が主人公で大正義です

蜀の劉備も割といい待遇をされていて諸葛亮孔明がなぜか性技に詳しい仙人×変態のような役回りになっています笑

呉の孫家は実際の歴史を見てもすぐ死んで入れ替わりが激しいので特に印象がなかったです

といった感じ、、

曹操はどちらの物語でも”乱世の姦雄”(梟雄=きょうゆう)と呼ばれていて

残忍で強い人と呼ばれているのに物語の作者によって描かれ方はまるで違います

因みに彼らの身長ですが記録に残されていて

劉備= 垂手下膝、顧自見其耳172,5㎝ ひげは一本もない

孔明=182,3㎝ 

わざわざ記録に残るほどの高身長だったようです

つまり170㎝以上は背が大きいと認知されていたよう

僕らは昔の人は平均身長がまぁまぁ低いだろうというレッテルを貼っていましたが

割と現代と感覚が変わらないんですね

曹操は日本史でいう織田信長のようなイメージ

既存の考え方をとらえなおし新しい改革をした革命家でもありましたが、比叡山焼き討ち、天皇追放など手厳しい手段(顰蹙買いまくり)に出ることもある両面が描かれています

織田信長と言えば

ちょっと話は逸れますが織田信長の一つの改革は”土地”の価値を変動させたことにあるという専門家がいます

戦国時代の土地を褒章とした支配制度の仕組みの本質、欠陥を見抜いた人物でもあり

日本の土地は有限であり、

戦国武将たちがお互いに土地を奪い合って、かつ土地を部下の褒章として生きているということは

全員の満足度がプラスで終わることは100パーセントありえない

つまり戦国時代の仕組みは永遠に終わらないゼロサムゲームだといちはやく気づいた武将です

そしてその仕組みを変える手段として使われたのが”茶器”と言われています

お茶会で使うやつですね

あれがなんで?と思いますが

当時、自前の茶器を使ってお茶会を催すことが最高のステータスだという風潮を作り上げ、武将たちに

褒章として土地の代わりに”茶器”をあげたといわれています

そうすることで土地の価格を変動制にすることに成功したのです

信長は頭が切れますね

曹操もめちゃくちゃ切れる人間ったからこそ戦国の世を60歳まで生き残ったのでしょう

ちなみに曹操は信長の生まれる1000年以上も前の人間です

曹操の生まれ変わりが織田信長だったらとか考えるとちょっとロマンを感じますよね

ただの妄想です

中国でバカでかい規模の戦争をしていた時代、日本では縄文時代が終わって

卑弥呼が王様になって魏の国王に使いを送ってるレベルの年代感を

考えると中国ってやっぱりすごいですね

そして蒼天航路を読み終わったときたまたま親がレッドクリフをTSUTAYAから借りてきてたので

観ました

中国語、日本語字幕で頑張ってみました 

映像の迫力は文句ないです

まとめ

蒼天航路とレッドクリフは同じテーマ、同じ人物を扱っているのにも関わらず、英雄や悪者扱いされる人物が違ったりします

蒼天航路とレッドクリフを観てやっぱり歴史って書く人の私見を混ぜないのは不可能に近いんじゃないかなと思います

多くの文献が残されたのも無事残ったのではなく、残されるべくして残ったと考えるべきで

勝者の歴史っていう言葉は勝者の定義は別にあながち間違いではない、、

それは現代にも通じていると感じます

おわり