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とある錯覚実験 インターフェイスデザインの心理学

久しぶりの更新

アマゾンで書いまくった

デザインの本を読んでました

インターフェイスデザインの心理学という本

人はどうモノを認識するかということを心理学的な視点で詳しく解説されていて

それをどうデザインに生かすべきかということを教えてくれる

ユーザーインターフェイスを作る為にどうしたら心理的に心地よく、機能的な画面構成ができるかという本です

一つ興味深い例があったのでシェアします

この実験例は

web上の機能的なデザインにおいては

ユーザーが何をみたか?ということではなく

ユーザーが何に注意を払っているか?

ということがとても大切だということがわかる事例

まずは先入観なしに動画を見てみてください

自分はもう先をネタバレをみてしまったので

なんの実験かわかっっちゃってるからざんねん

どうでしたか??

みてない人はみてから読み進めてください

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みてない人はみてから読み進めてください(二回目)

その名もゴリラ実験です

ゴリラを見つけてしまったあなたはニュータイプかも

天下のハーバード大学がこんなクソユーチューバーみたいな真似をしていると思うと

クソ笑えるけど大真面目な実験らしいです笑

何が言いたい実験かというと

人は必ずしも視界に入ったものをみているわけではない

みていたとしても注意を払っていないから認識されていないという事例でした

この本は他にも色々心理学的な視点からみた人間の知覚行動が書かれていて

とても興味深い

文化人類学に通ずるところもあるかも

文化が違えば見え方は変わる

例えば車に乗っていた時、狭い橋で二つの車が相対してしまった時先行きなよって

クラクションを鳴らすと思うんだけど

これが国によってクラクションの意味が違ったりする

どこかの国だと「お前に道を譲る」だし

どこかの国だと「俺が先に入ったから先に通る」

という意味になる

もしもそのドライバーが違う国の人同士だったら

かなり危険だし混乱する

こんなことがユーザーインターフェイスデザインの中でも起こりうる

ドナルド・A・ノーマンの誰の為のデザイン?も結構似た感じで面白いので

読んでみるのおすすめです

ってかクラクションの話はその本に書いてあった事例な気がする

ちなみにドナルド・A・ノーマンの顔は最高にデザイナーっぽい風貌をしてる

百人おっさんを並べても多分一発でデザイナーだとわかる