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台湾映画 『陽光普照 A Sun』邦題~ひとつの太陽~ 映画感想

陽光普照 A Sun

陽光普照、中国語で太陽は誰にでも降り注ぐという意味です

この映画は息子の犯罪や、死別など幸せから落ちていく家族が、絶望しながらも最後にはどこか希望を持って生きていくような、前向きになれる映画です

最初グロシーンがあるので敏感な人は注意です

台湾の金馬奨という台湾で一番有名な映画祭で2年前くらいに色々な賞を受賞した作品で台湾の旬な俳優が出てたりします

映像も綺麗でした

映画感想

最初にあれほどのグロシーンいれる意味があったかというのが謎でした


正直あの演出をしたらせっかくネットフリックスなどで観ている若者も最初に映画の魅力がわからず観るのをやめてしまうと思います

映画館なら強制的に観させられますが、、、

最後主人公の成長との対比がある意図だとは思いますがやりすぎ感は否めなかったなぁと

また、観てて最初はシナリオとは別の所に寄り道している感が半端なかったんですが、後から色々考えるきっかけになるシーンが多々あります

主人公の兄の恋愛のシーンや動物園のシーンなど、、、

またダークサイドに誘う悪友もいい味を出してました

画面を通して本当にムカつく振る舞いです笑

良かったシーンは最後、主人公が人の自転車の鍵を開けて母親を乗せる所

法律の中に居ない愛を表現している気がして美しかったです

盗られた方はたまったものじゃないですが笑

最後の結末は”人間性を信じる”ということではなく、”守ることを諦めない”ということなんだろうなと思いました

家族愛についてと僕らはどこまで信じるのかということを考えさせられた映画です