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『鍵泥棒のメソッド』内田けんじ監督 映画感想

『鍵泥棒のメソッド』

面白かったです

脳死映画

考えなくても楽しめる映画です

最近映画感想多いですが、

季節の変わり目に風邪引いちゃって

風邪であんまり外に出れず家で

Amazon prime videoをダラダラ観ていたら

堺雅人, 香川照之, 広末涼子と好きな俳優が出まくっていたので観ました

それにしても社会人になってから風邪引きやすくなった気がする、、、

去年もだいぶマスク消費しました

ちなみに堺雅人, 香川照之, 広末涼子それぞれの役は

堺雅人:売れない役者(ニート)

香川照之:殺し屋

婚活中の女性編集者:広末涼子

です

なんでこんなギャグコメディに演技派俳優が、、、って思ったら

一人記憶喪失になるから1人で2役演じ分けなくてはならないのと

売れない役者役で、ちゃんと何者かを演じるシーンが必要だったからでした

香川照之さんの演じ分けがすごいです

ジーンズに変なシャツ、パーカーのニート役と、かっちりしたスーツの殺し屋役で

雰囲気が全然違いました

あと地味に字がめちゃめちゃ上手い

すごいいいとこの富豪みたいな筆跡

堺雅人さんは、演技の下手な人、演技がそこそこ上手い人の演技を分けてて

それはそれですごいなぁと思いました

演技ってセンスとか感覚が大事な気ががするけど

演技にもちゃんと基本とか型とか、発声法があるんだなぁと考えさせられました

当たり前だけど出来てる人しか見ることが無いから気づきにくいことだ

あらすじと感想

この映画の内容を一言で言うと

私たち、入れ替わってる〜〜〜!?ではなく

お、今なら入れ替われる&人生やり直せるかも、よし、バレない様に入れ替わっちゃおうみたいな話です

温泉で頭をぶつけて入れ替わっちゃうのですが、それが殺し屋役とただのニートで

そこに色々恋愛とかヤクザとかがちょっとごちゃ混ぜになってるギャグムービーです

(入れ替わりたい側は殺し屋かと思いきやニート側でした)

ヤクザ、殺し屋が出てくるのでグロいシーンもあると思いきや、コメディなので全然無いです

シリアスだけど抜けてる感じ

伏線が散りばめられてて、え、これ最後のシーンどう収拾するんだろうって観てたら

最後の終わり方もなるほどという内容でした

職業とかも気づかないうちに伏線だった

ちなみに日本アカデミー最優秀脚本賞を受賞したそうです

こういう映画賞って死ぬほどあるのであんまり信じてないんですが

確かに、演技派の俳優の影に隠れて脚本が秀逸でした

脚本は内田けんじ監督

この映画を監督した内田けんじ監督は

原作ありきで映画化するのではなく、0から脚本を作って映画を作るタイプだそうです

そういうのが本当の映画監督っぽくて好きで

他の作品も観てみたくなりました

後味悪くなく、頭使うわけでもなく、グロくもなく、ストレスを感じるわけでもなく、疲れない、ちょっと笑えるいい映画です

おすすめです

終わり