格差社会を読み取る

Posted on

こないだ爆買い中国人と化してブックオフで20冊本買ってきました

格差社会という本を読んだのでそれをまとめて覚えておきたいことをメモっとこうと思います。

まず格差社会を議論する場合

どうやってデータを選別し読み取るかという段階がとても難しいです。

検証の仕方はいくつかあり

その基準はその人の貧富、幸不幸はなにに立脚しているかということです。

その一つの物差しとして、所得を見る、資産を見る、消費の多寡を見るなどがあります。

そしてこれらのデータを”正確”にとれるかという問題があります。

ある人が一定の期間どれほど消費したと計測しデータ化するのは案外難しいです。

毎日家計簿をつけている人はごくわずかで信頼性も欠けます。

また消費をどれだけしたかで人の幸不幸を測るのもとても難しいです。

このように考えていくと所得、資産、消費の中で一番データを多く、かつ信頼性の高いデータとなると

所得と言われていて、多くの格差社会に関しての論文は所得に基づいて議論されている場合が多いそうです。

そして多くのメディアが意図的にどのデータを流しているか、

意図的にグラフのどの部分を切り取って伝えているか鑑みる必要があります。

例えば、所得にも税金、社会保険料を引かれる前の所得額と引かれた後の所得額があります。

(再分配前所得と再分配後所得といいます)

そしてその所得をデータ化している代表的な調査が4種類あり、それらのデータソースの中にも

メリット、デメリットがあります。

厚生労働省が3年おきに公表している「所得再分配調査」(国民生活基礎調査の中にある)

総務省が毎年公表している「家計調査」

総務省が5年に一度公表している統計「全国消費実態調査」

厚生労働省が毎年公表している「賃金構造基本調査」(賃金センサス)

例えば家計調査ではこれまで家族が2人以上の家計しか調査していなかったので

すなわち単身世帯が対象から外されていました。

単身者は低所得者が多い傾向があるので

この家計調査を用いて所得分配の不平等度を計算するとその結果はほかのソースで計算した場合よりも低くなってしまうのです。

これはもうすでに改善されているものの変わったのはごく最近のことです。

その外にも、標本数がどの程度いるか(分母の数)、どれほどのスパンで計測されているかなどもメリット、デメリットになりえます。

非正規所得者が増えたのはなぜか??

不景気で企業が労働コストを削減するという目的の背景の中で挙げられる要因は

非正規雇用者は
保険制度に加入していない人が多いことがまず挙げられます。

例えば失業保険に入れる人は週に二十時間以上働いている人ですし、雇用契約期間が一年以上という条件もあります。
厚生年金も同様で週の労働時間がフルタイマーの4分の3以上である必要があります。

医療保険にも年収の基準があり、世帯主の被扶養人として保険に入ろうと思っても103万以上の収入を得ている人は

被扶養人にはなれないということになります。

学生アルバイターは103万以上稼いでしまわないように気を付けようというあれです

ともかく非正規を雇うことは労働コストがかからないわけです。

また飲食業など営業時間が忙しい時間帯と暇な時間帯の差が激しい業種では

忙しい間だけ出てもらえるパートタイマーが重宝されます。

また非正規労働者はクビにしやすいという要因も挙げられます。

資本主義の闇ですね、、、

所得の格差はまた教育の格差に直結するのでいろいろな問題を孕んでいると思います。

僕は貧困の定義が外国に比べると日本はかなり不寛容なのかなと思います。

外国は貧困が当たり前でみんなで助け合おうぜというノリですが日本は貧困と簡単には口に出しにくい状況だと思います。

外国のスラム街は海でみんなで溺れててすこしだけ船に乗ってる人がいるイメージで、日本はみんな陸にいて数人だけ溺れてるイメージ

しかも陸から海は見えにくい

一番のダメだなと思ったところは富裕層が固定されてしまうことです。

一定数成り上がりや成金が居ないと社会システムに新陳代謝が起きず、その社会自体が沈んでいく気がします。

チャンスが無いとダメ、

その意味で完全な学歴社会は良くないと思うし、(ほぼ平等に開かれた)インターネットってすごく可能性があるメディアだと思えました。

クリエイター界隈でも生活カツカツのほうがクリエイト出来るというゴッホ派と

金持って余裕持ってたほうがクリエイター活動うまくいくでしょというピカソ派がいます笑

自分は一定の余裕が無いとだめ派です

余裕があって自分、周りや伝えたい相手がよく見えているほうが伝えたいことが伝えられると思うから

おわり

中国語 MEMO          

余裕に関して

从容=人の見た目、心に対して用いる。(从容不迫((成語)))
充裕=お金、時間に対して用いる。

SHARE!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です