あるデザイナーのスケボーと中国語とアニメーション雑記

映画『美しき緑の星(La Belle Verte)』(1996年フランス)を観ました

『美しき緑の星(La Belle Verte)』

大晦日に何を見てんだという

1996は自分の生まれ年なのでちょっと気になって

ちなみに日本に映画が最初に輸入されたのはフランス映画です

なんとか兄弟って人

この映画はざっくり説明すると

資本主義を真っ向からディスる映画

常識だけどこれおかしいよね?というのを面白おかしく映画にした感じです

これは曰く付きの映画で資本主義を否定する映画だから発禁処分になったとか

ストーリー

具体的な物語の中身は

精神的に大人な星からとある宇宙人が地球に派遣されて色々カルチャーショックを受ける話

例えば、違う星から来た宇宙人(格好は普通)が貨幣経済をディスって

なぜお金がないと人々は生きられないのか?うわ〜地球人遅れてるわーとディスる

食べ物を食べるというのは人にとって必要不可欠なことなのに

なぜお金を支払わなければならないのか?

食べ物でいうと

なぜ動物を殺して肉を食べるのか?って言って

気持ち悪くなってグェーってゲロ吐いたり

まぁ栄養を取るためとはいえ人間が家畜にしていることってすごい残酷だなと思う

あと印象に残ったのは車はなぜ必要なのか?

多くの死者を出すし、排気ガスで自然も汚染してしまう

あとは人は化粧品で外見を装飾しないと愛しあえないのか?

などいろいろ現代人をディスっていく内容

緑に星に戦争が起きたら

面白かったなと思ったのが精神的に大人な世界の星は争いがない

争う理由が無いから

貨幣がなく、

必要なぶんだけ生産し、必要なぶんだけ食べるということができている

それは狩猟採集ではなく農耕文化のようなことをして食料生産をしている

実は歴史上”争い”が生まれたのは狩猟採集文化ではなく、農耕文化の時代に

作物を生産するための耕す”土地”そして”蓄財”という概念が生まれたからだと考えられている
(縄文時代は戦争の痕跡はない)

だがこの精神的に大人な星にも農耕文化がありある程度の蓄財をしていて食料生産をしている

つまりこの精神的に大人な世界の星にも争いの種はあるということ

しかし教育と、子供を産む数を合議制で制限していくというこをして人口爆発を防いでいる

もともと不足を抱えた人がいないし、性善説に基づいて成り立つから

今の世界では結構きついだろうなと思う

あとは、精神的に中庸、調和の状態を保つために定期的に瞑想をしていた

子供とか反抗期あるだろうにどうしてるのかな

あとヒッピーみたいな暮らしをしていながら大麻の描写がなくてそれも面白かった

大麻って実は文明の発展に寄与するもので

インダス文明、メソポタミア文明など世界4大文明は

すべて大麻の生産地だと知られている

(世界四大文明を四大って言っているのは日本だけですが)

大麻は支配のための道具だけどそもそもヒエラルキーが無いから必要ない

でこの世界は時間の定義もなければ役割も持たないから

ありのまま生きるという感じ

時間の概念が無いってすごい

あれしなきゃこれしなきゃって言って未来を案じたり

過去を嘆いたりが無い

いい意味で今を生きるって本当大事ですよね

理想郷とはこのことか

色々考えさせられる映画でした