あるデザイナーのスケボーと中国語とアニメーション雑記

ポールランド「デザインの授業」を読みました

ポール・ランドとは何者か

ポール・ランド(Paul Rand, 本名Peretz Rosenbaum, 1914年8月15日 – 1996年11月26日)は、アメリカ合衆国の著名なグラフィックデザイナー

様々な企業のロゴデザインで知られる

ニューヨークのプラット・インスティチュート (1929–1932)、パーソンズ美術大学(1932–1933)、アート・スチューデント・リーグ (1933–1934)で学んだ

グラフィック・デザインにおけるスイス・スタイルの創始者のひとりである

1956年から1969年にかけて、さらに1974年以降、イエール大学でデザインを教えている

1972年、ニューヨークのアート・ディレクターズ・クラブの殿堂(Hall of Fame)入りを果たした

作品として多くのコーポレートアイデンティティやポスターがあり、IBM、UPS、 ABCテレビ、NeXTのものがよく知られる

1996年に癌のため死去。(Wikipedia 引用)

IBMのロゴとか作った人です

ポールランド「デザインの授業」内容

ポールランドの言葉がすごく印象的で

「定義づけとはどこかに通ずるものではなくてはならないんだよ なにかを生み出すものでなければ」

「辞書めいた定義ではだめ」

「美学は美の哲学」

“Design is a relationship between form and content”

「デザインとは形と中身の関係だ」

「中身は基本的にアイデアで形はデザインとして落とし込んで出来たシンボルのこと」

「モノを美学的に鑑賞するの」

「美学を意識すると君は絵を再生する」

「デザインも君が、もしくは何者かが見るたびに再生が絶えず行われる」

などなど

ポールランドは言葉の選び方が秀逸だった

もちろんポールランドの言っていることを日本語訳した人もすごいですが

すべて関係性が重要なんだと

それはスケボーと中国語はなにも関係ないってことじゃなくて

即物的にどんなものを得たかという意味でもない

ただ物事を抽象的に一歩戻して

考えるクセを付けるということなのかなと自分の中で考えていました

それは絶対になにかと共通するはずだし

その思考を突き詰めた底に生きるヒントがあるかもしれない

そしてそれは思考停止ではなく未来に通ずるもので

自分も形と中身とは言わずとも”していること”と”思考”の関係性を考えて人生をデザインしていくべきだと思う

またポールランドは自分の名前もユダヤ系とわかる「ペレス・ローゼンバウム」という名前から

ポールランドに改名していて

自分の名前でさえ客観的に捉え、中身と形を意識しているのが面白いなと感じました

これからUIからUXへと時代は移り変わっても

ユーザーエクスペリエンスも結局中身と形の概念は変わらなくて

デザインの定義自体は不変なんだろう

ただ”形”という概念自体は5G時代が到来すれば2Dから3D、もしくは音のみなどに変わっていくはず

必要と機能についても”機能”のありかたはもっと柔軟になっていくはずと思いました

おわり