クールジャパン×文化人類学

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    クールジャパンて

聞こえはいいですが、国内の制作として結構派手に失敗している案件だと思っている

アニメだと国が何兆円とかけて会社たてて事業してたものの赤字で最終的に民営ベンチャーに数千万で身売りしてたり

外国の人からみてもマニアだけが振り向いている状況

米国と日本でアニメの版権でどれくらい稼いでいるかというと

米国のほうが黒字で日本は赤字

欧米アニメはキャラクター重視でキャラクターのグッズ版権がでかい

欧米がなぜキャラクターを重要視するかというとビジネスモデルとして成り立たせるという商業的な側面もあるんですが

欧米人はもともとキャラクターに目が行く国民性だからというのもあるという

文化人類学的な観点もあります

なぜ欧米はキャラクターが好きなのか

とある実験

例えば

猿とバナナと牛 という三択があって

二つ選べる

あなたならどのふたつを選ぶ?という質問に答えさせるという実験があります

結果として

日本人は猿とバナナ

欧米人は猿と牛を選ぶ傾向が強い

日本人は”関係”を重要視する

欧米人は生物学的な”分類”を重要視する(とても論理的)

それを世間に置き換えてみると

日本は社会において関係性が重要

アニミズム的な価値観が根底にある気がする

欧米は社会において分類・論理性が重要となる

(論理性が重要なのは一神教を打ち立てるキリスト教の影響でもある

神の元において論理が通るか

その基準しかないから)

日本人がオリンピック大好きで

欧米人はオリンピックにそんな関心を持たない、一番盛り上がる大会がラグビーのスーパーボウルだったりクラブワールドカップだったりするのはそういった理由がある

欧米人は個人を見ている

だから知らない選手は同じ国であろうと応援しようとあまり思わない

対して日本人は”日本”という国という関係で繋がっているという理由のもとオリンピアンに対して応援することが出来る

また花見や紅葉を見に行くというのも日本人の特性

日本人は花と紅葉に美しさという関係性を見出す

欧米人は百歩譲って花見は理解出来たとしても

紅葉は理解できない

なぜなら分類が違うからだ

花は葉とは違うものだと感じる

花と葉は別次元でしかとらえられない

故に話を戻すと

欧米人は個人個人に注目するのでキャラクターがとても大好きな国民性なのかもしれないという話でした

欧米人はキャラクターとキャラクターが主役それ以外はおまけ

逆に日本人はアニメの背景とか雰囲気、つなぎがとても大事でそっちに目がいく人が多い

キャラクターは自然になじむ為にある、ストーリーの構成の一部でしかない

デートとかでアニメ、映画を観た後どこがおもしろかった?

と訊くと

人となりが少しはわかるかもしれません

論理的な人か関係性をすごく重視する人か

因みに

ロボットアニメも欧米と日本はまるで考え方が違う

欧米は一神教のキリスト教的価値観によってロボット、人工知能を生むことを否定してきた

なぜなら人工知能という”生命”を創ることは”唯一無二の創造主”である神への冒涜だから

ロボットがいたとして敵対的な感情しか生まれない

ただし日本は多神教

山や川、石ころにさえ神(=生命)は居ると考えられてきた(アニミズム)

だからロボットに命が宿り、人間のような喋りをするドラえもんや鉄腕アトムがいたって

そこにあるべきものとして”自然”に受け入れられる

日本はこれからのロボットの時代に対してとても受容性の高い国民性を持っているかもしれない

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